赤ちゃん歯科へ行こう~セミナー報告
10月28日愛知学院同窓会のセミナーに参加してきました。
「0歳から始める口腔機能 生命活動3S 食育、息育、足育から考える発達」
講師/医療法人西川歯科 理事長西川 岳儀
今回の講習は、こどもにおける口腔機能の向上を支援する健康教育の拠点として、新たな歯科医院づくりを目指す先生方とともに学びあうセミナーです。
「足の状態が姿勢や呼吸、お口の健康に関係する⁈」
ヒトがはじめにすること
それは呼吸。
ヒトがいつまでも健康に生きていくために必要なこと、
しっかり鼻で呼吸する。
しっかり口から食べる。
そして…
しっかり毎日自分の足で立つことです。
そのため、子育てにおいて重要なことは、
《生命活動の3S》
「息育 soku-iku」~ 正しい呼吸のサポート
「食育shoku-iku」~ 正しい食べ方のサポート
「足育soku-iku」~ 自分の足でしっかり立ち続けれれる姿勢づくりのサポート
これらを通して、健康になるこどもを育て、ともに成長することです。
《生命活動の3S》のうち1つが崩れれば口腔機能はおろか将来の健康そのものに影響が出てしまいます。
『口呼吸のお子さんが急増しています。お口ポカンは、舌の位置異常が原因です。
それには実は、
「足裏・足指」
が関係していたんです。
私は幼少期からお口ポカンで猫背でした。
我が子もそうでした。
今多くの子どもが誤った呼吸である口呼吸をし胸で息をしています。
歯並びは誤った呼吸や舌位の結果です。
子どもは地域の宝。地域で守る子どもの健康。
子どもの発育の1分1秒がこれからの人生の土台形成期間です。
”お口ポカン撲滅” それが私の夢です!』
と先生は言います。
『子育てにおいて最善の方法があったとしても
全員に当てはまるとは限りません。
ただ、世にひろまっていることに対して少しでも正しく知識を得て、
お子さんをよく観察するきっかけに繋がれば嬉しく思います』
と、締めくくりました。
目から鱗の講演でした。
赤ちゃんの発達はお母さんのお腹の中からスタートしています。
正しく知識を得て、お子さんをよく観察し、
当院でも妊婦さんのお口の環境作りから応援していきたいと思います。
先生の著書です☟
みなさんも、いま一度、足・姿勢・呼吸を見直して、健康な生活を送りましょう。