こんにちは。衛生士の徳本です。
みなさんは口の中にできるがん「口腔がん」をご存知ですか?
日本における「口腔がん」の死亡率はなんと35.5%です(2018年国立がん研究センターデータより)
口腔がんは助かったとしても発見が遅れれば、舌、顎、頬を大きく切除するため顔が別人のように変わってしまう事や口の機能が失われることもある、とてもつらく悲惨ながんなのです。
しかし、
実は先進国の中で口腔がん予防に取り組んでいないのは日本だけ!!
歯科先進国の1つである米国では2000年から歯科クリニックにて口腔がんを早期発見する仕組みが出来上がっており、
罹患数は日本の数倍にも関わらず、死亡数は同等数レベルであり、結果死亡率においては日本の半分以下となっているほど、口腔がんの早期発見及び早期治療体制が構築されています。
そこで丸尾歯科でも、
総合病院で口腔がん治療に従事した歯科医師による口腔がん検診を始めました!
検診内容は、
①問診
②口腔内検査
視診:お口の中の異常がないかを目で確認します。
触診:ゴム手袋をつけた指で触りしこりや盛り上がっているところがないかを調べます。
③パノラマレントゲン撮影
見るだけではわからない顎骨内の病変をチェックするためパノラマレントゲン撮影をします。
また、必要に応じて組織検査をします。
④説明
口腔内の現状に関しカウンセリングを行い検査結果について説明します。
口腔がんは検診での早期発見がとても重要です。
年に1度の口腔がん検診をおすすめしています。