こんにちは。歯科衛生士の森岡です。今回は虫歯予防に欠かせないフッ素についてお話していきます。
「フッ素入りの歯磨剤を使用している」
「歯科医院で定期的にフッ素を塗っている」という方も多いのではないでしょうか?
フッ素とは…ミネラルの一種。海水や植物、食物にも微量に含まれる自然物質。
過剰に摂取しなければ人体に害はありません。
フッ素の効果
①歯質強化
歯や骨の主成分は「ハイドロキシアパタイト」で構成されています。
そこにフッ素が吸収されると「フルオロアパタイト」が生成されます。
それにより、歯の表面を覆うエナメル質が虫歯菌の酸に溶かされにくくなります。
②再石灰化の促進
歯の表面は常に脱灰(酸により溶かされる)と再石灰化を繰り返してます。
再石灰化とは、酸により溶かされたカルシウムやリンを修復する働きです。
③抗菌、抗酵素作用
フッ素は抗菌作用があるので、虫歯菌の増殖を抑える効果があります。
また、虫歯菌が歯を溶かす時に出す酸を止める効果もあります。
フッ素の使用量
2023年1月に発表されたフッ素配合歯磨剤の推奨される利用方法です
⭐生えはじめ~2歳
フッ素濃度1000ppmの歯磨剤を米粒大程度

⭐3~5歳
フッ素濃度1000ppmの歯磨剤をグリーンピース大程度

⭐6歳~成人
フッ素濃度1500ppmの歯磨剤を歯ブラシに1.5~2.0cm

フッ素はお口の中に残るのが効果的なので、フッ素配合歯磨剤を使った後はうがいをしない、あるいは軽く一回だけにしましょう。
当院では歯磨剤の他にフッ素洗口剤も置いていますので、気になる方はスタッフまでお訪ね下さい。