こんにちは。
丸尾歯科・技工士の池山です。
歯科技工士になるには、
高校卒業後、(もしくは社会人になってからでもOK)歯科技工士教育機関に入学し、
2年以上学んで必要な知識と技能を習得すると、歯科技工士国家試験の受験資格が得られます。
私が学んだのは、砥部町にあった愛媛県立歯科技術専門学校です。
愛媛県には、この1校しかありませんでした。
残念ながら、2010年3月に閉校になりました・・・
座学は学科の先生(技工士免許を持っている先生)や、開業歯科医師の先生達が教えに来て下さります。
肝心な実技の方は、現役バリバリの技工士さん達が教えてくれました。
その中には卒業した先輩もたくさんいました。
先輩技工士さんには色んな現場の話しが聞けて、楽しかったですし、とても勉強になりました!
自分の就職後の就職活動の参考にもなります。
学生時代の大変な思い出は、受験にもあった歯型彫刻でしょうか…。
石膏棒から、歯の形に正確に彫り出していく練習を延々行います。
目も疲れるし、器具を持ってる手も痺れてきます。
お口の中の28本ある歯を、正確に再現することが必要なので、練習のために何本彫ったか覚えていません。
しかもその28本は1つとして同じ形がないのです。
何百本と練習して今では目を閉じてても歯の形態が作れるようになりました!(少し盛りました・・・流石に目を閉じては無理です、すみません笑)
仲間と切磋琢磨し、時には大いに遊んで、貴重な2年間でした。
そうした学生の時の経験や学びが今の仕事に非常に役にたっています‼️
一緒に卒業した同級生の半数が今でも技工士を続けてるのかな〜?
時々、懐かしく思い出す池山でした笑