歯周組織再生治療が保険適用に!

抜歯の原因第1位は歯周病!歯を失う前に―リグロス―

丸尾歯科もついに導入いたしました!

中等度~重度の歯周病の画期的なお薬、

『リグロス』

昨年9月に製造販売承認が所得され、今年の4~5月から一般の開業歯科医師も使用できるようになりました。

 

従来の歯周外科手術

歯周基本治療では除去できなかった、深いポケット内の歯石や複雑に吸収している骨と谷の形を整えることで、歯ブラシが当りやすい歯ぐきにするために行われてきました。

もちろん、それをすることで炎症は消え、健康な骨や歯ぐきに回復することはできますが、失われた骨や歯ぐきを増やしたり、元に戻すことは叶いませんでした。

 

『リグロス』を用いる歯周組織再生療法とは

従来の治療法では、炎症を起こしている歯石を取り、健康な歯ぐきに戻すことが精一杯でした。

しかし、歯周組織再生剤『リグロス』を使うことで、完全に元どおりとはいかないまでも、残っている歯根膜の幹細胞(※)に働きかけて、失われた組織(骨や歯ぐき)を再生し、細胞を蘇らせる治療が可能になりました(垂直性の吸収という条件付ですが)。

従来の治療以上に、しっかりと歯を支えたり、炎症を起こしにくい形に治せることになります。 また、『リグロス』と同じ成分は、すでにやけどや床ずれの治療に使われており、歯周病での保険治療にも取り入れられた安全なお薬です。


この治療を受けることで進行した歯周病でも歯を抜かずに治療ができる可能性があります。
 気になることがございましたらスタッフまでご相談ください。