気温も高くなって、水分補給が大切な季節になりました。
お子さんはたくさん汗をかくので、大人以上にこまめな水分補給が必要ですね。
そんな時に選んで欲しいのはジュースではなく、お茶か水!
歯は日常の中で、
カルシウムが溶け出す脱灰と、
再び元に戻る再石灰化を
くり返しています。
糖分を摂ることで細菌が酸を作り出し、お口の中が酸性になると、歯の表面からカルシウムが溶け出し脱灰が進みます。そこから唾液の働きでお口の中の環境が改善されると、再石灰化されて元に戻ります。
このバランスが崩れて、脱灰の頻度が多いと虫歯になってしまいます。
つまり、危険なのは…
●お口の中に糖分が入る回数が多いこと!
●だらだらとおやつをたべること!
●ちびちびとジュースを飲むこと!
これらは虫歯になるリスクをぐんと上げてしまうのです。
水分補給はお茶か水に。
乳酸菌飲料にも砂糖がたくさん入っているので気をつけましょう。
スポーツドリンクに含まれている砂糖にも要注意!
スポーツドリンクよりも経口補水液を選んでくださいね。
最後に食事の時の飲み物についてです。
食事中はなるべく飲み物を置かないようにして、食後に飲むようにするのがおすすめ。
食事の時に飲み物があると、あまり噛まずに飲み物で流し込んでしまうことも多いのです。
顎の発達や歯並びのために、流し込まずによく噛んで食べる習慣をつけたいですね。
歯科助手兼保育士 季羽まり子