今回は離乳食での『スプーンの使い方』のお話です(^-^)
食べる意欲や、お口や体の発達のためにも手づかみ食べをおすすめしていますが、離乳食を食べさせる時にはスプーンも使用しますよね。
スプーンを使う時にも、お口の発達のために押さえてほしいポイントがあります!
まず、スプーンをお子さんのお口に近づける時に、上からではなくお子さんのお口と水平にしましょう。
そしてお口に入れる時のポイントは
①まずお子さんの下唇にスプーンを置きます。
②お子さんが自分で上唇を下ろしてお口を閉じるのを待ちます。
(注意)お母さんがお子さんの上あごにスプーンをこすりつけないようにしましょう!
③お子さんが自分で頭を動かしてスプーンを抜くまで、お母さんは手を動かしません。
大切なのは、お子さんが自分でお口を動かすことです。
しっかり上唇を動かして食べ物を取り込むことで、口腔機能の発達につながります。
そしてもう1つ、お口に運ぶペースに気をつけましょう!
お子さんがまだお口をもぐもぐしている時から、次の一口をお口の前にスタンバイしていると、お子さんも急かされているようでしんどくなってしまいます。
ごっくんしてから、次の一口を近づけましょう。
慣れてくると、お子さんの方からお口を開けて食べ物を取り込もうとするようになってきます(^-^)
「食べてほしい」という思いから、スプーンをグッとお口の中に入れたり、食べさせるスピードが速くなったりしてしまいがちですが、お子さんの食べる意欲のためにも気をつけてみてくださいね(^-^)
保育士兼歯科助手 季羽まり子