丸尾歯科 保育士兼歯科助手の季羽です。
今回は「ぶくぶくうがい」についてお話します。
お子さんがいらっしゃる方、ぶくぶくうがいができますか?
ぶくぶくうがいの効果は、お口をきれいにするだけではありません。

お子さんにぶくぶくうがいができるようになってもらいたい理由は2つあります。
①フッ素洗口のため
虫歯予防の為には歯磨きよりフッ素!中でもフッ素洗口は、ジェルなどよりも効果が高いことがわかっています。
厚生労働省のガイドラインでも4歳からのフッ素洗口が勧められています。
フッ素洗口は30秒間ぶくぶくする必要があるので、まずはお水で30秒のうがいができるようになってからはじめてもらっています。
②口輪筋のトレーニング
しっかりお口を閉じてほっぺを膨らませてぶくぶくする動きは、唇の周りの口輪筋のトレーニングになります。
口呼吸やお口ポカンの防止にもつながります。
ぶくぶくうがいは、食べる・話す・呼吸するというお口の機能の発達と深い関係があることもわかっています。
また感染症予防のためにはがらがらうがいが効果的ですが、がらがらは難易度が高いので、
まずはぶくぶくをマスターしましょう。
いつからはじめるのが良いか?
3歳になったら少しずつぶくぶくうがいの練習をはじめます。
左右対称に上手にうごかせるようになるのは5歳くらいですので、段階を踏んで練習しましょう。
5cc(小さじ1杯)のお水で行います。
①口に含んでそのまま吐き出す
②水を数秒間口に含む練習をする
③吐き出すタイミングを覚える「1.2.3数えてペッ」
④水を含んで頬をぶくぶく動かす練習をする
難しい時は、まずは水なしで頬をぶくぶく動かす練習「エアーうがい」をしてみましょう。
⑤上手になってきたら目標の30秒を目指します
保護者の方がやってみせてあげて、一緒に練習してあげてくださいね。
ぶくぶくうがいの動きは口輪筋を鍛えてくれるので、女性が気になる口元のシワなどにも効果があります!
お子さんが30秒できるようになったら、お母さんも一緒にフッ素洗口しましょう(^-^)
※フッ素洗口の仕方など、詳しく聞きたい方はスタッフまでお声掛けくださいね。
お口の健康のために、家族みんなでぶくぶくうがいしましょうね♪