事務長の亀田です。
毎月月初め来院された時に保険証を提示して頂いていますが、今回はその保険証についてお話したいと思います。
歯科はもちろん病院で保険診療を受ける際には必ず保険証の提示が必要になります。
保険証を忘れた場合は、全額負担して頂く場合もありますので注意して下さい。
健康保険は国民全員が加入することができます。今では当たり前ですが、実は国民全員が加入するようになったのは1961年なんです!この国民皆保険制度のお陰ですべての国民が保険医療を受けれるようになったんですね。
それまでは国民の約3分の1が無保険だったそうですよ。驚きですね!
しかも、日本では保険証があれば自由に医療機関を選んで受診することができますが、これは世界的は一般的ではなく、欧米などはホームドクター制度を採用する国が多く、かかりつけ医を通してから専門医に診てもらわなければならないため受診までに段階を踏む必要があるそうです。少し面倒ですね…(´・ω・`)
また、海外には医療費が無料の国もあるとか。うらやましい~!
そんな、日本の健康保険証の種類には国民健康保険、社会保険、後期高齢者医療があります。
サラリーマンや会社員とその扶養家族が加入する社会保険、個人事業主や自営業などが国民健康保険、75歳以上の後期高齢者医療です。
国民健康保険は有効期限があり、期限を過ぎた保険証は使用することができません。
市町村国保の有効期限は7月末(70歳の誕生月末、75歳の誕生日前日の場合もあります)です。
病院での窓口負担は診療費の3割ですが、70歳になると2割負担になります。ただし現役並み所得の方は3割負担となります。
他には保険証以外に福祉医療費受給者証があります。重度心身障害者医療、乳幼児医療、ひとり親家庭医療です。
受給者証をお持ちの場合は、窓口負担はかかりませんので保険証と一緒に受付で提示して下さいね。
他にも、、、松山市でも今年の1月から中学卒業まで窓口負担がかからなくなりました!!!!!
まだ届いたばかりかもしれませんが、保険証と一緒に保管して忘れないようにしましょう!
一概に健康保険といっても色んな種類があることを意外と知らない人も多いんですよ。
分からない事はお気軽にお問い合わせください。