特大うなぎ
こんにちは。丸尾歯科院長の丸尾です。
先日、ある患者さんから
「特大うなぎが捕れた」
と写真が送られてきました。
なんと!1.8㎏の天然うなぎだ!
彼の話によると、
『遊びで川に地獄をしかけて漁をしているが、ここ3~4回、エサは無くなるのにうなぎが入っていない。今までこんなことは無かったし、蟹がエサの魚を食べたのなら頭や骨の部分は残るはず…何も無くなるなんて初めてだ。
それで、近所の古老に話をしてみたら、「それはきっと特大うなぎの仕業だろう。地獄が短くて、尾っぽまで入りきらず、エサだけ食べ後ずさりして出ていったんだろう。」そこで、2つの地獄をバラして1つにつなげた特大地獄を作り、仕掛けておいた』
といういきさつ。
このうなぎ、背骨に沿ってゴマ振りと言われる小さな点がある。
この手のうなぎは特別に味が良いそうだ。
「ぜひ食べて頂きたい」と誘われて、
のこのこ美川まで出かけてきました。
彼の家には生簀があり、ヤマメやイワナに混じってうなぎが泳いでいる。
「もしかしてこれから捌くの?」
「手伝ってくれる?」といわれ、
流石にブリやタイは1m位のものも捌くことはあるが、生きたうなぎは初めて。
引き気味の足を嫌々前に出してトライ!
これだけ太いと身をよじる力も強く、
酒を飲ませたり、あの手この手で弱らせて、30分かけてやっと解体。
背骨だけになってもまだ動いている。
くり返したれをつけながら、炭火でゆっくりゆっくり焼いていく…
その味は!!
大味なのではとの彼の心配はよそに、
厚い皮はプリンプリンのゼラチン質
脂もほどよくのっていて
今まで食べていたうなぎとは比較にならない程の身の分厚さで
食べ応え十分!
また、厚い身が幸いして、タレがあまり染み込まないのか
身もホクホク、意外と薄味でさっぱり。
10人前を超える大うなぎを5人でぺろりと食べきりました。
もう二度と食べる機会はないであろう大うなぎを
堪能した1日でありました。
私も地獄漁をやってみようか…
エサは何を入れるんだろう…
と考えている今日この頃です。