セラミックの詰め物・被せ物(e.max)の作り方PART2

こんにちは。丸尾歯科技工士の安波です。

前回、PART1としてセラミック(e.max)のプレス製作での手順を紹介しました。

今回は、PART2としてセレック(加工機器)によりセラミックブロック(e.max)を削り出すCAM製作の手順を紹介したいと思います。

作り方として、直接、口腔内をカメラでスキャンする方法と患者さんから印象材で型取りして、作った模型をスキャンする方法があります。

当院では歯肉縁下の被せ物の辺縁(マージン)を正確に出す為に模型にしてからスキャンする方法を選択しています。

①口腔内を再現した咬合器に付けた模型をセレックプライムスキャンの形状測定カメラを使ってスキャンします

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 


②スキャンしたデータを基に、プライムスキャンの画面上に、3D化された口腔内で被せ物のデザインをします

 

 
 










































③ブロックの色調やサイズを選択します

④設計したデータを基にプライムミル(加工機)でブロックを加工します






































































⑤加工機で削り出された被せ物をセレックスピードファイアという焼成炉で焼成します









































⑥形態修正、研磨、色付け焼成などを行い仕上げます





















以上がe.maxのCAM製作の手順です。

e.maxについてご興味のある方はお気軽にご相談下さい。