入れ歯のお手入れ

こんにちは♩受付兼歯科助手の兵頭です。

毎日暑い日が続いていますが、いかがお過ごしですか?

今回は、「入れ歯のお手入れ」についておはなししたいと思います\(^_^)/

入れ歯は毎食後に外して歯ブラシで水洗いするのが理想ですが、、、外食や職場など自宅以外での食後に外して洗うのが難しい場合は、ご自宅に帰ってから洗いましょう。

特に部分入れ歯は、複雑な形をしていて汚れがつきやすいです。

バネや金具の内側部分まで念入りに洗いましょう。

 

洗い方ですが、

①入れ歯をはずし、流水下で入れ歯専用の歯ブラシを使って優しく磨いていきます。熱湯で洗うと入れ歯が変形してしまうので、かならず水か35度くらいのぬるま湯にしましょう。

このとき、普通の歯ブラシや歯磨き粉は絶対に使用しないでください!!

入れ歯を傷つけてしまい、そこに細菌が繁殖する恐れがあるので、注意しましょう。

洗う際には、間違って排水溝に流してしまったり、落として破損の原因とならないよう、下に洗面器などを置いて洗うのもオススメです。

②ご自分のお口の歯磨きをおこないます。

ご自身の歯に細菌(プラーク)が付着していたら、せっかく入れ歯をきれいにしてもそのままお口に入れたら、また細菌がくっついてしまうのでやめましょう。

③寝る前に洗った場合、寝ている間は水に入れて保管します。

(場合によっては装着したままの方が良い方もいらっしゃいますのでご相談ください。)

水に入れて保管するときに、できれば、入れ歯洗浄剤を使用して除菌しましょう。

ちなみに、丸尾歯科では「ピカ」という入れ歯洗浄剤があります。

入れ歯には主にカンジダ(カビ菌)と歯周病菌などの細菌が付着しますが、このカビ菌を寝床に歯周病菌が張り付くことが分かっています。

しかし、残念なことにカンジダ菌は水洗いでは落ちません。

「ピカ」はカンジダ菌溶解酵素配合なので、このカンジダ菌を溶かしてくれて、寝ている間にきれいに洗浄してくれるというわけです。

使ってみたい方や購入したい方は、受付や衛生士にお声がけくださいね♩

市販で洗浄剤をお求めになる場合は、できるだけカンジダ菌溶解酵素の入ったものをおすすめします。

◎お手入れの注意点

水に入れて保管する際、熱湯に入れると変形する恐れがあります。

漂白剤など、入れ歯用ではないものの使用は、入れ歯を傷める原因になるので使わないでください。

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正しいお手入れで、入れ歯を快適に、かつ長く使えるようしましょう♩

入れ歯を使いはじめの頃は合っていても、使っていくうちに口の状態や入れ歯自体の変形により、違和感が出てることがあります。

少しでも違和感や痛みがあれば、お声がけください。

食べることは生きていく上で一番重要なことですから自分のお口に合った入れ歯を使っていきましょう♩