こんにちは!丸尾歯科・技工士の池山です。
暑い日が続きますが、皆さまお変わりないですか?
歯を失ったときの選択肢には、義歯(入れ歯)、ブリッジ、インプラントなどがあげられます。
今回は、『入れ歯』についてお話しますね。
丸尾歯科には2人の技工士が居りますが、入れ歯の製作は専門の技工所へお願いしています。
開業当時からお付き合いのある、スーパーベテラン技工士さんです!!安心して、おまかせ下さい。
入れ歯の種類は2種類
入れ歯には、総義歯と局部義歯(部分入れ歯)があります。
総義歯は歯が一本もない場合で、粘膜が噛む力を受けます。
局部義歯は一部歯が残っている場合で、歯と粘膜が噛む力を受けます。
残っている歯の本数や位置、状態により形状が異なり、義歯は喪失した歯に代わる人工歯と義歯床、そして歯に固定するクラスプと言われるバネでできています。
義歯床は一般的にアクリルレジンという樹脂(プラスチック)でできています。
入れ歯には健康保険で作製できるものと、自費で作製するものがあります。色んな選択肢があるので、お気軽にお尋ね下さいね。
入れ歯の作り方
さて、作り方ですが…。
①個人トレーの製作
欠損している歯が多い場合に作ります。
②精密印象(型採り)の採得
トレーを使って、型どりをします。
③作業模型と咬合床の製作
場合により、噛み合わせをとるための咬合床を作ります。
④咬合採得
口腔内で噛み合わせをとります。この時、人工歯の歯の色や形を合わせます。
⑤咬合器装着
クラスプを製作し、人工歯を並べて入れ歯の形を作ります。
⑥試適(仮あわせ)
お口の中で問題ないかを確認します。
⑦完成!
試適した入れ歯を、仕上げて研磨します。いよいよ口腔内にセットされます。
入れ歯は失った歯のかわりです。ですが、失った本数が多くなれば多いほど入れ歯は大きく異物感がでます。
初めてお使いの方は慣れなくて使わなくなる方もいますが、
必ず慣れてきます!!
慣れるまでは我慢も必要!
でも、歯ぐきに入れ歯が当たって痛いのは我慢しないで歯医者さんに調整して合わせてもらいましょう!!
痛くて我慢していると傷が大きくなって入れれなくなるので、少しでもおかしいなと思ったらお電話ください。
他にも、使用していて床が割れたり、人工歯が欠けたり、人工歯がなくなったりした場合…
修理は院内の技工士が、すぐに直せますのでご安心下さい!
入れ歯をお使いの方、何か気になる点があれば、スタッフにいつでもご相談くださいね〜!!