お子さんの食べ方や話し方、気になりませんか?

丸尾歯科 保育士兼歯科助手の季羽です♪

お子さんが食べるのに時間がかかったり、あまり噛まずに丸のみしたりしていてお困りではありませんか?

他にも

くちゃくちゃと音をたてて食べる

発音が気になる

など…

これらはお口の機能が十分に発達していないことが原因かもしれません!!

例えば食べるのに時間がかかる場合、

食事への意欲が少ないことだけが原因ではなく、歯並びや噛み合わせに問題がありしっかり噛めない、

舌が正しく動かせないため咀嚼や嚥下に時間がかかるということなどが原因かもしれません。

丸尾歯科ではこのような「食べる・飲み込む・話す」というお口のお悩みについて、お口の機能を育てるサポートをしています。

では診療の流れについてご説明します。

まず、今のお口の状態を簡単な検査で調べていきます。

お口の写真を撮ったり、唇を閉じる力を測ったりします(^-^)

おうちでの様子をお聞きするため、保護者の方に問診票を記入して頂きます。

次に来院された時にドクターから、お口の機能の状態、日常生活の中で気をつけて頂きたいことをお話します。

また必要に応じて機能を育てるためのトレーニングなどのご説明があります。

トレーニングといっても難しいものではなく、お子さんの年齢や発達に合わせたもので、風船など遊びながらできるものも用意しています。

トレーニングの仕方をわかりやすくまとめた冊子もお渡しします。

その次の来院時に、実際にスタッフがトレーニングのやり方をお伝えし、一緒に練習します。

その後は1.2ヶ月ごとにおうちでの様子などを確認していきます。

これらは健康保険で対応することができます。

おうちでトレーニングを続けられるよう、冊子についているカレンダーにチェックを入れてもらいます。

お母さん手作りのオリジナルカレンダーを持ってきてくれるお子さんもいて、スタッフみんなで感動しました☆

お子さんの長い人生の中で、成長期にお口の機能を伸ばすということはとても重要です。

高齢期になると、お口の機能は衰え「食べる・飲み込む・話す」ことに影響が出てきます。

子どもの頃にしっかり機能を伸ばしておくことで、この衰えを緩やかにすることができるのです。

歯科医院というと、虫歯や歯並びを治すというイメージですが、丸尾歯科ではこのような診療も行っています(^-^)

お気軽にご相談くださいね。

オンライン資格確認導入

事務長の亀田です。

当院でもオンライン資格確認を9月に導入します(実際には10月から本格的な運用開始となる予定です)

 

■オンライン資格確認とは

医療機関(病院やクリニックなど)と薬局では、患者が加入している医療保険を確認する必要があります。この作業を「資格確認」と呼びます。

従来の資格確認の方法は、患者の健康保険証を受け取り、記号・番号・⽒名・⽣年⽉⽇・住所などを医療機関システムに入力する、というものでした。この方法では「入力の手間がかかる」「患者を待たせてしまう」などの難点がありました。

また、高額療養費の場合は保険者に限度額適用認定証の発行を求めなくてはなりません。

さらに、資格を失効した保険証を患者が提示した場合、医療機関・薬局が保険証の発行元(保険者)に医療費の一部を請求しても医療機関への支払いが行われなかったり、保険者が「元被保険者」である患者の医療費を負担したりすることになる問題がありました。

こうした背景があり、2021年10月に導入されたのが「オンライン資格確認」です。オンライン資格確認では全国民の資格履歴を一元的に管理し、患者のマイナンバーカードや保険証をもとに加入している医療保険などをすぐに確認できる仕組みです。

またオンライン資格確認は令和5年4月から医療機関では原則義務化されることが決まりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

■受付時の流れ

月初めの来院時に保険証を提示して頂いていますが、マイナンバーカード(保険証情報を紐付けしていないといけません)をカードリーダーにかざします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

■マイナンバーカードを持っていない、または持っていても保険証と紐付けしてない場合

カードをお持ちでなくても、従来通り保険証を受付スタッフに提示して頂き、オンラインで資格確認を行います。

運用開始時は当院スタッフも不慣れでご迷惑をおかけするかもしれませんが宜しくお願い致します。

義歯のメンテナンス「リベース」について

こんにちは!丸尾歯科・技工士の池山です。

入れ歯(義歯)をお使いの方、調子良く使えていますでしょうか?

義歯が合わなくなった場合には、

歯科医院で調整をしてしっかり安定する様にすることが大切です。

合わない義歯を使い続けると、

正しい刺激が伝わらず、義歯を支える骨の部分が早く痩せてしまう原因にもなります。

この部分が痩せてしまうと、安定性も少なくなるので、ぴったり合った義歯を使用することが重要です。

 

今回は義歯の修理のひとつ、リベースをご紹介します。

義歯の内面を一層削り、新しく貼りかえる治療のことをリベースといい、リライン、リライニングともいいます。

粘膜調整後・床の破折修理後の義歯や、歯肉がやせてしまい、合わなくなった義歯に対してよく行います。

リベースの流れは・・・

①粘膜面側の床を一層削り、新鮮面を出します

②リベース材を盛りきれいに整えた義歯を、患者さんに1週間程そのまま使っていただきます

③お預かり

およそ1週間後の、朝、義歯をお預かりして夕方にお返し、

または、夕方にお預かりして翌日の朝にお返し…という流れで予約を取ります。

少しだけご不便をおかけします。

それでは、技工サイドの作業をご紹介します。

①ドクターのチェックを受けた義歯をお預かりして、リベース材との境をパラフィンワックスでうめます。

②フラスコ内にアンダーカットにならないように、埋没します。硬化したらフラスコを加温して、上下部を分離すると、粘膜面が綺麗に再現できる石膏模型ができます。

③リベース材を削って除去します。義歯床粘膜面のレジンを一層削除して新生面を出します。ワックスを流鑞して、金属がある時はサンド処理をしておきます。

④石膏面にレジン分離剤を塗布して、餅状になった熱重合レジンを塡入していきます。バリが出なくなるまで試圧を繰り返し、プレスで加圧します。

⑤開業以来40年使っている(^○^)圧力鍋で炊き上げます。加熱によるレジン重合させます。

⑥冷ましてからフラスコから出すと、バリが少しでています。エンジンでバリを取り除き、床辺縁の形態を整えます。

レーズをかけて、艶出しすれば完成です!

リベース材が、新しいレジンに置き換わりました。後は、口腔内でドクターが調整していきます。

リベース後は、新しい義歯のセットと同様に、義歯調整が必要になるかもしれません。リベースで治療が終了したという気がしますが、引き続きメンテナンスに通っていただきたいです。

また、リベースは小さな部分入れ歯でもすることができます。入れ歯の調子が悪くて、安易に入れ歯安定剤を使う前に、是非お気軽にご相談くださいませ。

歯ブラシ時の出血について

歯科衛生士の山口です。

普段歯磨きをしていて出血したりする事はありませんか?

今回は歯磨き時の出血についてです。

歯ぐきからの出血にはいくつかの原因がありますが、大きく分けると以下の3項目が多いです。

①歯肉炎や歯周病など歯ぐきの病気で、歯ぐきが炎症を起こしている

②大きな虫歯があり歯ぐきの中まで進行している

③歯のかぶせ物がうまく合っておらず、歯ぐきを圧迫している

3つの原因の中で

90%以上が①の歯周病によるものです!!

歯ブラシを軽くあてた程度でも、歯ぐきから毎回出血する場合、炎症を起こして腫れている状態が考えられます。

歯磨き時の力の入れすぎにより、歯ブラシで歯ぐきを傷つけて出血することもありますが、健康な歯ぐきの人であれば、強くこすった程度で毎回出血するようなことはありません。

以前はなかった歯ぐきからの出血、口臭、起床時のねばつきなどが気になるようになったら要注意!

歯周病の初期段階のサインかもしれません。

知らず知らずのうちに進行しているのが歯周病の恐ろしい所ですが、

そのまま進行すると炎症が骨まで進み、歯がグラグラ揺れたり、歯ぐきがブヨブヨするといった症状が出始めます。

そして最終的には歯が抜け落ちてしまいます。

歯周病の原因はさまざまですが、口の中に残った歯垢が直接の原因と言われています。

歯と歯ぐきのすき間に歯垢が溜まると、歯石になり、歯周病菌が増殖します。

そして毒素が放出され、ますます歯ぐきにダメージがかかるので、炎症が起きやすくなり腫れてしまいます。

すでに歯周病になっている部分は歯垢もたまりやすいので、

毎日のブラッシングで取り除いてあげる「プラークコントロール」が大切になります。

日頃から丁寧なブラッシングを心がけることが、歯周病の進行を防ぐことにつながります。

まずは歯周病の検査と生活習慣の見直しが大切。

歯医者さんで定期的にメインテナンスをうけ、ご自分のお口の健康状態を常に把握して、一生自分の歯で過ごせるよう心がけましょう。

当院では歯周病の原因である細菌のPCR検査も行っており、治療や予防のアドバイスも行っていますので、お気軽にご相談ください。

セラミックの詰め物・被せ物(e.max)の作り方PART2

こんにちは。丸尾歯科技工士の安波です。

前回、PART1としてセラミック(e.max)のプレス製作での手順を紹介しました。

今回は、PART2としてセレック(加工機器)によりセラミックブロック(e.max)を削り出すCAM製作の手順を紹介したいと思います。

作り方として、直接、口腔内をカメラでスキャンする方法と患者さんから印象材で型取りして、作った模型をスキャンする方法があります。

当院では歯肉縁下の被せ物の辺縁(マージン)を正確に出す為に模型にしてからスキャンする方法を選択しています。

①口腔内を再現した咬合器に付けた模型をセレックプライムスキャンの形状測定カメラを使ってスキャンします

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 


②スキャンしたデータを基に、プライムスキャンの画面上に、3D化された口腔内で被せ物のデザインをします

 

 
 










































③ブロックの色調やサイズを選択します

④設計したデータを基にプライムミル(加工機)でブロックを加工します






































































⑤加工機で削り出された被せ物をセレックスピードファイアという焼成炉で焼成します









































⑥形態修正、研磨、色付け焼成などを行い仕上げます





















以上がe.maxのCAM製作の手順です。

e.maxについてご興味のある方はお気軽にご相談下さい。

歯科衛生士の仕事とは??

お口の健康は、自分の歯で美味しく食べたり、楽しく会話をするなど、イキイキとした生活を送るための基本となります。歯科衛生士は人々のお口の健康づくりをサポートする国家資格の専門職です。仕事内容は主に3つが法律に定められています。

①歯科予防処置

人が歯を失う原因の90%が虫歯と歯周病で、国民の多くが罹患しています。この二つを予防するために、口の中の状態をチェックし、歯石や着色を綺麗にクリーニングやスケーリング(歯石除去)、フッ素塗布を行います。

②歯科診療の補助

歯科診療は、歯科医師を中心としたチーム医療で行われています。歯科衛生士は指示を受けて治療の一部を担当するなどの他、診療がスムーズに行われるようにサポートします。

③歯科保健指導

虫歯や歯周病は生活習慣病です。そのため、治療よりも予防を重点的に行い、本人自ら生活習慣を改善することが大切になります。正しい生活習慣やセルフケアを行うために専門的な指導が不可欠です。そのため幼児期から高齢期までの各ライフステージにおいて全ての人に必要な指導です。正しい歯磨きや食事のアドバイスなど、患者様に合わせた指導を行うことが必要になります。

歯科衛生士は以上のことからとてもやりがいのある仕事になっています。それだけでなく、国家資格なので、結婚や出産後も再就職が有利であったり、経験を重ねキャリアアップすることで活動分野も広がります。また、歯科医院が増えているので求人数が年々増加しています。

今、人々の健康志向の高まりと共に、お口の健康づくりを通して、食べる力、生きる力をサポートする歯科衛生士の活動に大きな期待が寄せられています。あなたも是非チャレンジしてみませんか?

「子どものお口育て隊」報告

こんにちは。丸尾歯科の冨田です!

丸尾歯科では、「子どものお口の発達と健康」についてブログやLINE、InstagramなどのSNSで発信中❕

あふれる思いをママたちに直接伝えたいと、「子どものお口育て隊」を発足し、院内を飛び出し、出張講座を行っています

子育てひろばくーふぁんさんに毎月一回お伺いしてました(^▽^)

コロナでなかな思うように出張が叶わない時期もあり・・・😿

そして、縁あって今年度より子育てひろばToiToiToi

(松山市総合コミュニティーセンター・こども館1階)さんにも出張講座に伺わせてもらえるようになりました🎵🎵

偶数月をToiToiToiさん、奇数月をくーふぁんさん。月一回ベビーマッサージ後に講座をさせていただいてます

今まで使っていたパネルも新調🎵 めくる手にますます気合を入れてます(*'ω'*)

さらに保育士兼歯科助手の季羽のエプロンも新調💛

トトロも可愛くとても似合ってます(^_-)-☆

講座では、「赤ちゃん歯科って何?」「抱っこについて」「スプーンの使い方について」「食べる時の姿勢について」をお話しします☺

では、ToiToiToiさんでの講座の様子をちょっぴりご紹介🦷

 

 

 

 

 

 

 

 

 

保育士兼歯科助手の季羽が分かりやすく、丁寧にパネルや赤ちゃんの人形などを使い説明します❕

 

 

 

正しい抱っこの仕方について

 

 

 

 

 

 

 

 

スプーンの使い方について

 

 

 

 

 

質問タイムでは、普段ママたちが感じているお口のお悩みを聞かせていただき、こちらも改めて勉強になりました✏

聞いてくださるママたちやToiToiToiのスタッフさんが温かく見守ってくれるので、私たちも落ち着いて講座を進めたり、ご質問にお応えすることができました✨

そしてやっぱり1番は、可愛い赤ちゃんたち👶講座中癒されっぱなしでした💛

直接対面してお話しすることで、

この子たちのお口を育てたい❕

分かりやすく伝えるにはどうしたら良いか❓

という思いが強くなっています🔥🔥

一人ひとりの顔を思うと次回の準備も楽しいものです🌈

「子どものお口育て隊」が伝えたい

赤ちゃんの時期に知って頂きたいお子さんのお口のはなし

現在、子どもの虫歯は昔に比べて減ってきていますが・・・その一方で、

姿勢が悪い、お口がいつもポカンと開いていて口呼吸、歯並びや噛み合わせといった口腔機能に問題のあるお子さんが増えてきえいます😟

しっかりした顎の成長やきれいな歯並び、正しい呼吸や姿勢を身につけるためには赤ちゃんの時期がとても大切なんです👶

・おっぱい、ミルクの飲み方

・抱っこの仕方

・食べる姿勢

・離乳食

などについてをお話ししています。

赤ちゃんの時期に覚えたお口の使い方がその後の健康に繋がっていきます❕

 

言葉も分からない赤ちゃんの口の力をつけるのは大変だと思われますか❓

大丈夫、特別なことをするわけではありません。

日常の生活の中でちょっとだけ気をつけて欲しいのです。

私も小さな子どもを持つ親ですが、このような話を知り本当に良かったと思っています。

皆さんも大切なお子さんのために、ぜひ取り入れてみてくださいね☆彡

今後も私たち「子どものお口育て隊」は、大切なお子さんのお口の力を育てるお手伝いをしていきます❕🔥🔥🔥

 

子どものお口の育て方ブログはこちら☚

歯とお口の健康についてのお悩み事は、LINEにて相談を受け付けております。

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お気軽にご相談下さいね☺

 

 

※診療中の合間に返信致しますのでしばらくお時間を頂くかもしれませんがご了承下さい🍀🍀🍀

インプラント周囲炎にインプラケア

こんにちは、衛生士の徳本です。

せっかく入れたインプラントですが、手入れがおろそかになると自覚症状のないままインプラント周囲炎になります。

自覚症状がないからと放っておくと、最悪インプラントを失う事にもなりかねません。

そこで、今日はインプラント周囲炎をおこさせないための方法をお教えします。

インプラント周囲炎とは

インプラントの周囲組織で炎症が起こる疾患で歯周病と同じ細菌感染症の一種で、歯面ではなくインプラントの表面に付着したプラーク(歯垢)が原因で起こります。

インプラントの周囲のプラークをしっかり清掃しないと、はじめは歯肉の部分で、そして進行すると骨に入っている部分で歯周病菌が増殖しはじめ、歯周病菌が出すサイトカインという毒素で炎症反応が起き、骨が破壊されます。

インプラント周囲炎の症状は、歯周病と同様に明らかな痛みを伴わない場合が多く自覚症状が現れにくいのです。

インプラント周囲に炎症が起こると、歯肉が赤くなり腫れます。

また、歯磨き時に出血することもあります。

歯肉の腫れが進むと歯肉とインプラントの境目に隙間ができ、その中に細菌などが繁殖します。

その状態が続くと炎症が深い所まで広がって歯槽骨を破壊します。

歯槽骨の破壊が進むと、インプラントは少しずつぐらつきはじめそのまま放っておくとぐらつき大きくなり抜け落ちてしまいます。

予防とメンテナンスが大切!!

インプラント周囲炎をおこさせないためにはまずは毎日、丁寧にインプラント周囲についたプラークをおとすことが重要です。

そこでおすすめのブラシがぺリオブラシです。

インプラントのかぶせのつけ根と歯肉の隙間にピッタリフィットします。

それと、インプラケアの使用をおすすめします。

インプラケアとは、細菌から口の中を守り歯肉を健康にする効果があるインプラント専用の歯磨剤です。

インプラケアの主成分は漢方薬としても使用される生薬です。

主成分の一部にグレープフルーツ種子エキスやハスがあります。

グレープフルーツ種子エキスはあらゆる歯周病菌に対して高い殺菌効果があります。

また、ハスは真菌(カビ)に対して高い抗菌力があるためインプラントを清潔に保つ効果があります。

インプラントの所はインプラケアを使って磨きましょう。

最後に一番大切なのが、定期的なメンテナンスを心がけていただくことです。

ぜひ、お手入れのチェックをうけて、インプラントの寿命を伸ばしましょう。

丸尾歯科のイベント!

みなさん、こんにちは!受付の桑田です。

今回は丸尾歯科で取り組みしているイベントについてご紹介します。

丸尾歯科では一年を通じて色々なイベントをさせてもらっています。

1月キシリトールガム付き「おみくじ」

2月「バレンタインデー」3月「ホワイトデー」キシリトール入りのチョコプレゼント

4月フレッシャーズ「口臭測定」

5月「母の日」矯正患者のお母様へカーネーション(現在はお花タオル)プレゼント

6月「虫歯予防デー」フッ素入りジェルコートプレゼント

7月「七夕」笹飾り、短冊に願い事を書いて飾っています

8月「くちびる甲子園」口輪筋の力を測定してアドバイス

9月「敬老の日」8020達成した方に表彰状をお渡ししています

10月「ハロウィン」小学生以下のお子様にキシリトールチョコプレゼント

11月「勤労感謝の日」歯面研磨のチケットプレゼント

12月「メリークリスマス」スタッフサンタ帽でお迎え、チョコのプレゼント

などなど。。みなさんもご存知のものもあると思います。

中には20年近く行っているイベントもあるんですよ~

丸尾歯科に来られる患者さんに治療以外でも来て良かったと思ってもらえるおもてなしとしてイベントを考えて行っています。

ただ、今コロナ禍で待ち時間が長くなったり、待合室が密になるようなイベントは控えさせて頂いています。

早く今まで通りに行えるようになればいいのですが。。

これらのイベントの中でも丸尾歯科でも「初」となるイベントが、7月に行った「夏祭り」です。

(3年前になりますが・・・)

Lineと連動しての企画で発案、準備、運営とスタッフ全員で取り組みました!

駐車場で輪投げやボールすくいなど、夏祭りならではの出店、そして、スリーホイラーに乗っての記念撮影。たくさんの方にご参加いただき、大成功のイベントとなりました。

また、お子さん対象に簡単な無料歯科検診を行いましたが、その中から矯正を始めてくれたお子さんもいました!

毎年の恒例イベントにしたいと思っていましたが、ご存知の通り新型コロナの影響で2回目以降の開催は出来ずじまい・・・

新型コロナが落ち着いたら、キッザニアや職場体験のような体験型のイベントも行い、より地域密着の歯科を目指していきたいと思います。

最後になりますが、

5月の今月は「母の日」のイベントとして、矯正で通われているお子さんのお母様にプレゼントをさせていただいています。矯正治療はお子さんの頑張りはもちろんですが、親御さんのご協力なしではできません。

いつも本当にご協力感謝しています!

今後もみなさんに喜んでいただけるようなイベントを企画していきますのでよろしくお願いします!

糖尿病と歯周病のふか~い関係

こんにちは。丸尾歯科、衛生士の京極です。

今回は糖尿病と歯周病のお話です。

昨今、いろんなところで糖尿病と歯周病の関係が深いことを耳にすることが増えたことでしょう。

皆さんご存知の通り、糖尿病は、膵臓から分泌されるインスリンの働きが悪くなり、血糖値が慢性的に高いままになってしまう病気です。

インスリンは、骨格筋、脂肪細胞、肝細胞への糖の取り込みを促して血糖値を下げる働きをする唯一のホルモンです。

インスリンの働きが悪くなる理由

①膵臓の機能が低下し、十分な量のインスリンが分泌されなくなる

②インスリンの分泌量は十分だが、インスリンの糖の取り込みを促す力が弱くなる

糖が細胞に取り込まれずに血糖値の高い状態が続くと、血管が傷付き様々な合併症を引き起こします

糖尿病の怖いところは、実はこの合併症なのです。

糖尿病の三大合併症は①失明②腎不全③足の切断です。

この三大合併症は微小な血管の障害ですが、より大きな血管の動脈硬化が進行することで心筋梗塞、脳梗塞のリスクが高くなります。   

しかも糖尿病は自覚症状がないままゆっくり進行していき、自覚症状が出た頃にはかなり血糖値が高い状態になっていることが多いです。

糖尿病と歯周病との関係

歯周病の場合、歯周病菌の出す毒素によって歯周ポケットの中で炎症が起きています。

炎症部位には、体の反応により「炎症性物質」が集まります。進行した歯周病だと、「炎症性物質」が歯ぐきから体内に持続的に供給される影響で、糖を体の細胞に取り込むインスリンの働きが弱められます。 

このため、血糖値が高いままになり、糖尿病が進行しやすくなると考えられています。

歯周病による糖尿病悪化のメカニズムとして考えられているのが、

歯周病が悪化→歯周ポケットの炎症が拡大→炎症性物質が体内へ侵入→インスリンの働きを阻害→糖尿病が悪化     

という負のスパイラルです。

歯周病が糖尿病悪化の一因になるだけではなく、歯周病が改善すると糖尿病が改善することがわかっています。

歯周病をきちんと治療することで歯ぐきの炎症が治まると、炎症性物質も発生しなくなります。そうするとインスリンがしっかり働いて、血糖値を下げられるようになり結果、糖尿病も改善するというわけです。

糖尿病だけではなく、歯周病との関連が高いと考えられている全身の病気に

心筋梗塞・脳梗塞、誤嚥性肺炎、関節リウマチ、菌血症、腎臓病、非アルコール性脂肪肝、早産・低体重児出産、骨粗鬆症、アルツハイマー型認知症

などがあります。

心疾患、脳血管疾患は日本人の死因の第二位、三位です。

歯周病により「炎症性物質」が歯ぐきから体内に入り込み、血流に乗って全身の様々な場所で病気の引き金になっています。

歯周病はもはやお口の中だけの病気ではなく、全身の病気に深く関わっており、歯周病も糖尿病と同じで様々な合併症を引き起こしているといえます。      

歯周病により炎症が起きている歯ぐきは傷口と同じで、歯周病菌が体内に流れ込む入口になります。

歯ぐきから血が出るという方はできるだけ早く歯科で治療を受けてください。

今は症状がないという方も、歯周病は痛みがなく進行し、自覚症状が出た頃にはかなり進行しているので、しばらく歯科へ行かれていない方は是非一度受診していただくことをおすすめします。

歯周病を治療しても、歯周病菌が完全にお口の中からいなくなる、ということはありません。もちろん歯科での定期的なメインテナンスが重要です!

きれいなお口で健康(健口)な人生を歩むのか、歯周病で様々な病気を引き起こしたり悪化させ不健康(不健口)な人生を歩むのかはあなた次第です。

当院では歯周病菌の特に悪さをする菌(Pg菌)がいるかどうかを検査する機械を導入しました。 

健康に生涯を過ごすためにもPG菌が存在するかしないか調べてみたい方はお気軽にスタッフにお声かけください。

丸尾歯科でも皆様のお口の健康、全身の健康を守るサポートをいたします!